仙台牛タンは、第2次世界大戦後、アメリカ人が進駐し、大量の牛肉を消費しました。
そして、余った牛タンの有効活用として生み出されたようです。
牛タンは、焼き肉店などでは、焼いてレモンなどをかけて食べるのが一般的だと聞いておりますが、仙台牛タンは、塩味やたれで味を付けた物を提供しています。
ほとんどは、塩味のようです。
また、仙台牛というブランドがありますが、牛タンとして出されることはないようです。
牛タンは、庶民の食べ物だからです。
また、だいたいは厚く切ってあり、それをやわらかく焼いてあるのが仙台牛タンです。
ささ蒲鉾は特に有名な物ですね。
おみやげによく頂きます。
歴史を、調べてみました。江戸時代、この仙台は広い漁場がありました。
ここで獲れた海産物は地元で消費されていましたが、豊漁の時などは持て余していましたので、この魚の身をすりつぶして焼き、かまぼこにしたのが最初だといわれています。
その後、料理人が工夫し伊達家の紋章の竹と雀の形からささの形にし、現在のささ蒲鉾になったようです。
作り方は、非常にシンプルですが、味付けや焼き具合は各店舗によって秘伝になっています。
ずんだ餅も、おいしい名物です。
旧伊達藩の周辺地域だけに伝えられるお菓子です。
枝豆をすりつぶし甘くした餡がもちをくるんでいます。
緑色が、印象的です。
それを見て、抹茶だと思う方もいるそうです。
名前の由来は、“豆打”(ずだ)という言葉がなまったもののようです。
伊達正宗が命名したともいわれています。
東北地方のお盆に出されるお菓子のようですが、仙台では一年中あります。
それから、お酒も有名です。
おいしいお酒は、本当に飲みやすいですね。
幻の銘酒としては“浦霞”だそうです。吟醸タイプですね。
程よい香りとまろやかな味わい。
純米吟醸酒!世界に誇れる日本酒と聞いております。
一度味わってみたいものです。
私は、30代半ばまで日本酒が大嫌いでしたが、ある日、食事に行った先で、新潟の吟醸酒を頂きました。
そのお酒のおいしかったこと!
忘れられませんでした。
世界に誇るといわれているお酒は 、どのくらいおいしいのでしょう。
めぐり合うのが、楽しみです。 |